イタリアの朝食。。。その2
2009年 02月 23日
おいしいカップチーノ(cappucino)や出来立てのブリオッシュ(brioche)を求めて、バール(bar)へ行き、その街や店の雰囲気を楽しんでいました。
特に寒い時期には、チンバリなどのmacchina(マッキナ:スチーム式のコーヒーメーカー)から大量に出てくる水蒸気で店内には独特の湿度があり、それも心地よかったです。
イタリアのカップチーノ(cappucino)は、本当においしいです。
もちろん、エスプレッソもですが・・・
イタリアの習慣では「カップチーノは朝に飲むもの」と決められています。
なので、イタリア人は午前中にしか飲まない飲み物です。
BAR PASTICCERIA BARUMBA' di Maria Luisa & Anna Magliulo
イタリアのほとんどのバールには、3種類の砂糖(zucchero:ズッケロ)が置いてあります。
上の写真でも3種類の砂糖が器に入っています。
カウンター(banco:バンコ)の上に大きな器が置いてあり、そこには山盛りの白い砂糖にスプーンが刺さっています。
そのほかに、やっぱりカロリーオフの砂糖が小さな袋に入っていて、茶色っぽい袋にはキビ糖というのか、、、
zucchero di canna(ズッケロ・ディ・カンナ)が入っています。
僕は、必ずといっていいほどzucchero di canna(ズッケロ・ディ・カンナ)でカップチーノやエスプレッソを飲んでいました。
日本で売っているキビ糖のような独特な風味はなく、自然な味わいがあり好きでした。
バールによっては、カップチーノやエスプレッソ用の回数券を販売している店もあります。
「10杯分」の値段で「11杯分」飲めるという回数券です。
その店でしか使えないのに、回数券があるということは、それだけ地元の人が来ている店なのかもしれないです。
自分のお気に入りのバールで過ごすわずかな時間がとても好きでした。
あの雰囲気は、イタリアでしか味わえないです。。。